覆水盆に返らずとは、中国の故事で、太公望が出世した後に復縁を求めてきた元妻に、盆の水をこぼし「この水を戻せたら求めに応じよう。」と言ったことに由来するとされています。英語ではcry over spilled milkと言います。水とミルクの違いですね。また、似たような慣用句で後悔先に立たず、という言葉があります。
私も多くの後悔があります。例えば、自分が就職の際、就職活動前に仕事について真剣に考えていなかったこと、そして就職を決める際に職の安定性や将来性といった経済的な面に目を奪われ、自分が何をしたいのかといった、自分の気持ちを考えなかったことです。というより、自分の気持ちを大事にする、理解する、という習慣がずっとなかったのです。
そして、いろいろな選択をするとき、自分ができそうなこと、手間のかからなそうなことを消去法で選んでいました。自分でできないと決めつけていました。
だから今、学習塾で子供たちが、自分のやりたいことに向けて、前向きに取り組み、幸せをつかめるよう手伝っていきたいと願い、取り組んでいます。
2013年05月02日
覆水盆に返らず
posted by kuma_koach at 21:46| Comment(0)
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