財団法人日本青少年研究所の2013年3月の調査結果で、「日本の高校生は、あまり偉くなりたいとは思っていない。6年間の上昇もほんのわずかである。それにもまして、「あまりそう思わない」と「全くそう思わない」を加えた否定的回答が4カ国中飛び抜けて高い(53.8%)」ことについての記事が掲載されていた。
学習意欲に対する懸念があるようだが、「日本の高校生は「能力を発揮」や「尊敬」「友達」といったポジティブな項目をあまり選択していない。逆に「責任が重くなる」「時間がなくなる」「人に頭を下げなければなれない」といったネガティブな項目の選択率はそれほど低くない。そうした結果からは、「偉くなること→負担、自己犠牲」といったイメージや、「苦労してまで偉くなることはない」といった醒めた意識が定着していることを垣間見ることができる。「今が楽しければいい、先のことは考えない」という刹那的な意識に関する回答は、各国とも肯定率が2割前後と4項目中最も低く、高校生の全体としての健全さを示す結果となった。」とあることから、学習意欲に関する懸念は当たらないと思う。
「全体として、進路に対する気持ちについては、米国が楽観的、韓国と日本が悲観的、中国がその中間の傾向を示していることがわかった。その背景には、文化の差と労働市場の状況の差があるものと思われる。」との記載がある。このことから、将来に対してポジティブではなく、不安を感じている。
不安なのは当然だと思います。でも、前に述べたことがありますが、早めに準備をしているほうが幸せにつながる就職ができます。大丈夫。一人でも多くの人が将来のヴィジョンを持って、歩んでもらいたいと思います。一人でも多く、幸せになりますように。
2013年04月22日
高校生の将来意識
posted by kuma_koach at 11:47| Comment(0)
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